涙・・・
流させてはいけない人の涙を流させてしまった。
流させてはいけない人・・・。
そう、母親です。
この前三者面談があった、三者面談は俺が眠くて腹痛もあったことを除けばなんの問題も無く終わった。
その後先生が親抜きで俺と話しをしたいといって5分俺を呼び出した。
先生から言われた話の内容はかけないけれど俺には重要なことで・・・
でもその重要なことすらウザク思えて・・・。
その日はもぉ親と一言も話さず家に帰ってすぐに部屋に篭り寝た・・・。
遅い時間だったわけでもないのに寝た・・・。
親から何か言われるのが凄く嫌だった。
『がんばって。』『大丈夫なの?』もぉこんな言葉はききたくなかった。
だからすぐ部屋に入り寝た。
それから1日過ぎた昨日。
昨日もなんか全然話をしなかった。
朝の挨拶『おはよう』『いただきます』『ごちそうさま』『いってきます』
学校から帰った夜も『おやすみ』その位だ・・・
そして今日
今日も朝の『おはよう』『いってきます』この程度で終わり。
バンドから帰ったさっきも『飯』しかいわず飯を食べていた・・・。
そして妹と母親の会話があり俺が反抗期だのなんだのって話になって俺はそれがうざったくて『馬鹿じゃない』
とだけ言ってまた飯とテレビに集中していた。
そしてその後俺は醤油が必要になり『醤油は?』とだけいった
母親は『必要なら自分で持ってきなさい。』
そういったから俺はめんどくさくて取りに行かず醤油なしでおかずを食べた
母親は先に食べ終わり自分の食器を運んでいた時にまた『お兄ちゃんは反抗期か。』といった。
その言葉が気に食わなかったのか俺は『意味わかんないしウザイ』と言ってしまった。
すると母親は我慢の限界なのだろう。
食器を机に叩きつけ俺の方に向かってドスドス言わせながら歩いてきて胸倉を引っ張り制服のボタンがいくつも飛んだのを気にもせず
『親をなめてるのか!』といってきた。
俺はそんなつもりがあったわけじゃない、だから『別になめてないし』とだけ言って部屋に飯も食い終わる前に部屋に戻ろうとした
そしたら『まだ話は終わってない。』
俺は無視した。
『あんたこの前の三者面談のあと先生に呼び出されてから何か変』といわれ
俺は『別に先生の身内で今の俺みたいな人がいるみたいな話をされただけ』といってまた黙り込んだ
『あんたも将来最愛の人との子供に馬鹿って言われないように立派になりなさい!』
『ある程度いい所をでて立派になりなさい』といわれ俺は言いたいこともあったけど黙っていた
お母さんの頬を伝う涙・・・
お母さんは泣いていた。
俺はそのとき凄く嫌な気分になりそれを逃れるためテレビの方を向いて黙った
『何のために育てたのかわからない。何のためにおなかを痛めて産んだのか・・・。』
本当にショックだった。
初めて言われた、こんなに一生懸命育ててくれた人に涙を流させてしまいそれに子供に言ってはいけないような一言まで言わせ
俺はすごく痛みを感じた・・・。
身体的にでわなく精神的な痛み、それもすごい痛み。
それだけいった母親は何も言わず食器を片付けて自分の分をあらい自分の部屋にもどってしまった。
俺も元の場所に戻り残っていた飯をすべて食べ何も言わず食器を運び部屋に戻ってきてしまった。
途中親の部屋の前を通った時泣き声のような声が聞こえたけど聞こえない振りして平気な顔で部屋に戻ってきた。
すごく、すごく辛い・・・
生まれて始めてこんな気持ちになった・・・。
大事な家族。大事な人を泣かせてしまった上何のために育てたのかわからない。
この上ない辛い一言だった・・・。
今もかなりモヤモヤしている。
なんか涙が溢れ出してきそうだ・・・
最近涙なんて出したこと無かったからどんな感じかどんな感触か何も分からない。
でも心の底から辛いものでいっぱいで目頭も熱い・・・。
書くことですっきりできるかもと思って更新しているが、この辛い気持ちはどうにもならない。
これはどうすることもできないのだろうか。
何故か誤ることはできないと思ってしまってそれ以外の解決法なんて何も見つからないし・・・
俺はどうしたらいいのだろう・・・・。
本当に辛い。
本当に・・・辛い・・・
今まで生きた中で最高に辛い。
今までの辛さが馬鹿のように辛い・・・。
あの頬を伝っていた涙を見た瞬間を俺は一生忘れることができないだろう。そしてこの溝も埋まる気がしない。
埋めることができない気がしてならない・・・。
今になって愛しいと思う。
あの皆で笑いながら食卓を囲った日々・・・。
些細なことでも普通に話せ普通に笑い会えた日々が・・・・。
すくなくとも食卓を囲むことはできるだろうが俺自身から笑顔がこぼれるかどうかは分からない。
些細なことも笑いながら話せるかも分からない。
辛さと悲しさ。自分への憎しみ。自分への恨み、いろんなものが混ざり合い凄く複雑な気持ちだ。
今日はもぉおきて動く気がしない。
もぉ何もする気すら起きない。
明日は・・・・。
未来は・・・。